歩いて学ぶ
様々な効果・スキルの向上
「自分の荷物は自分で持つ」「雨だろうと歩いて帰る」などは学生のうちから学び、身に付ける生活力です。
「歩く」はスイッチの特長です。「歩く」という事が子供たちの、様々な成長にいかに大切で、効果的だということは、感じざるを得ない事実です。
歩いているだけではありません。歩きながら学べる事は無限にあります!
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- 関り・経験
- 友達との関り
- 体力/健康の維持と向上
- 免疫力の向上 など
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- 興味・発見
- 物事への興味をそそる
- 季節(気温)を体感する
- 現状の確認と課題発見
- 脳の活性化 など
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- 感覚・成長
- 体の特徴(クセ)をチェック
- 自分の体力・体を知る
- ストレス発散・質のいい睡眠
- 食欲増進
- 経験値UP、達成感
- 協調性の向上 など
下校について
スイッチに通う子供たちは、100%自分で下校できるようになります。様々な効果・スキルの向上を図るため、毎回違った方法で下校をします。
①その時に決められたコースを「1人」もしくは「ペア」及び「チーム」で帰る。
②ペアになり、それぞれのコースで帰る。途中の目的地で待ち合わせをし、合流したら携帯で報告をする。
③持久走(5km)をして帰る。(冬季/マラソン大会前の練習を兼ねて)
④高等部で自転車登校を目指すべく、自転車下校も行っています。(ルールとマナーの見直しをしていきます)
ウォーキング
半日歩くロングコース、お弁当を持って歩く超ロングコース、平日に歩くショートコースなど、様々な場所へ行きます。
作業で学ぶ
チームスキル・社会性
スイッチの活動の合言葉=「楽しくていいから、きちんとやる!」
外作業の現状
☆みんなの作業の質が高く、手際の良さから各オーナーさんより、かなり期待度の高い評価をいただいています。
☆いつも、同じ作業ではない事や、作業自体の面白さとやり甲斐を子供たち自身が感じて、活動が出来てきています。
☆移動は、基本自転車またはウォーキングです。
外作業の難しさやポイント
外作業では活動の流れとやることが決まっていますが、環境・状況・状態・天候の変化によって手順などが変わります。
例えば畑作業では、全ての畑の環境と状態、育てるものも勿論違いますし、道具も変わってきます。作業も変わるので、様々な物・事の「使い分け」と「臨機応変さ」の練習にもなっています。
単純作業だけでなく「もう少し難しい作業をしてみたい」というやり甲斐と向上心が、子供たちとのやり取りから伝わってきます。
個人課題
一人ひとりのスキル
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- 子供たちの目的
- 経験を活かし、社会と生活に対応できる「知識」と「スキル」を身に付けます。
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- 支援員の目的
- 今までの経験と学びからの現状確認。次に繋げる課題の発見。
「ただやればいい」はOUT!
時間を守る、スムーズさ、指示通りに行う、報連相(正しい伝え方)、確実さ、丁寧さ。
社会生活に繋げるための、様々なチェック項目にて評価などを行っています。
行動の振り返りは必須の活動内容として、文で書いていきます。
自分で行動のヒントメモを書き、それに基づいて書き上げます。
社会性を高める
余暇の充実
休日に友達と遊ぶスキルがあると、社会性がもう一段広がり、余暇の充実にも繋がります。
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- ステップ1
待ち合わせ - 時間と目的地を決めて待ち合わせ
(下校時や、休日の活動時に行います)
- ステップ1
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- ステップ2
友達と計画し実行 - 目的地、ルート、時間を決める
- 目的地で何をするのか決める
- 時間内に帰るために何時に現地を出るか決める
- ステップ2
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- ステップ3
買い物をする - 日用品の買い物をする
- 家からのミッション
- ステップ2と組み合わせもあり
- ステップ3
「物を選んで支払う」以外に付随する需要な動作ポイントとして、小銭を計算して使う、財布からスムーズにお金を出す、買い物記録表をつけるなどの指導も行っています。
自転車とバス
自立した移動手段
スイッチでは「徒歩」「自転車」「公共手段の利用」の使いこなしを、生活と社会において重要なものと位置づけ、「乗れる」だけではなく「乗りこなす」までを目標としています。
ルールとマナーについてもしっかり指導します。
食育
育てる~食べる
給食 & 軽食
スイッチにて手作りしています。
季節や状況に応じ、疲労回復、塩分補給、身体を温める・冷ますメニューなどの工夫をしています。
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- 給食
- 大盛り+おかわりをして、みんなガッツリ食べます!
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- 軽食
- 中高生の食欲を考え、おやつ=お菓子ではなく「軽食」にしています。
畑づくりから全て行います
畑づくり → 種植え → 育てる → 収穫 → 商品づくり・販売 → 食べる。
食につながる全ての工程を、子どもたちがやっています。